SonyはE3 2018のプレスカンファレンスをイベントにしたかった。Microsoftみたいに“新しいタイトルを50揃えました”ではなく、記者たちが席から立ち上がって歩きまわるものに。
それはまるで、今流行(はや)りの実験的レストランみたいだ。一食々々がとても小さいので食べ終えてもお腹が減っているが、でもそれが意外と楽しかったりする。
The Last of Us Part II
情熱的なキスで始まりキスで終わるトレーラーが、この人類絶滅後のサバイバルゲームのとても精巧なゲームプレイを強調している。でもそれは、このシリーズに初めから期待されているものであり、大画面のクローズアップでは全員がコーフンしていた。
Ghost of Tsushima
これも大画面が似合う凄惨で血まみれの傑作。このサムライ時代劇は時代が蒙古襲来のころで、大量の人斬りチャンバラ剣劇あり。サッカーパンチプロダクションズの最新ゲームが、この席でデビューした。
Control
あまり話題はないが、トレーラーを見ると、本物のFPSとインセプションをかけ合せたみたい。大いにグッド。
大人気のゾンビー殺人シリーズのリメイクは、集まった記者たちが大コーフン。ネタバレがたくさんあったが、犠牲者の顔を食べるゾンビーが、よくできてる。今日(米国時間6/11)から予約販売し、発売は来年1月だ。
Trever Saves the Universe(ワンダーウーマン)
リック・アンド・モーティの共同制作者たちの作のひとつ。トレーラーは笑いを取ろうとしていたが、ちょっと物足りない。集まった全員がPlaystationのファンでもね。でも、色はきれい。
Norman Reedusが自分の足の爪をはぎ取るところが、それまでの30分のゾンビー殺人を全部合わせたのよりもキモ悪い。でも美しい風景や、出産のクローズアップ、かっこいい未来の傘など、最高に画期的なトレーラーだ。
MarvelのSpider-Man Game(スパイダーマン)
発売が9月だから、このイベントでも大きく扱われた。Sonyはいろんなゲームプレイを用意し、あなたの仲良しの隣人Spider-Manが監獄島Raftの超悪人たちと戦う。