StartupBattle Online 2020、出場企業20社が決定!

僕たちTechCrunch Japanが毎年開催している、創業3年未満のスタートアップによるピッチバトル「スタートアップバトル」への出場企業20社が決まったのでお知らせしよう。今年は82社の応募があり、そのなかから、VC・エンジェル投資家で構成された書類審査員による審査によって20社を選定した。以下が出場企業のリストだ(順不同)。

  • NIMARU TECHNOLOGYそれぞれの人の距離に応じて聞こえる声の音量が変化するリモートワーク空間を提供
  • フツパー工場の検品業務などで利用できる画像認識技術をエッジで提供
  • ログラス経営管理クラウドサービスを提供
  • セレンディクスパートナーズ自然災害に強い球体型の家を3Dプリンターで開発
  • Qoncept STLスマホを使ったスポーツ向け計測技術を提供
  • イークラウド株式投資型クラウドファンディングを提供
  • Crezit個人向け与信事業を提供したい企業向けに簡単に実装可能なシステム「Credit as a Service」を提供する。
  • Onikle研究論文をより詳細にカテゴライズする独自のAI技術の開発
  • ガレージバンク所有物を手放さずに「質」に入れる次世代質屋サービスの提供
  • アッテル機械学習を利用して人材評価を行うHRサービスの提供
  • STANDSB2Bサービスを改善するカスタマーサクセス支援ツールの開発
  • クイッキンスマホを利用したホテル向けスマートチェックインシステムの開発
  • AI Commnuis金融機関のコンプライアンスモニタリング業務の高度化、効率化を支援するサービスの開発
  • Legal Technology信頼できる法律専門書や官公庁等の資料をデータベース化し、オンライン上から自由に横断検索できるサービスの開発
  • アクアステージ空き地など小さな余剰スペースでも運営可能な、省スペース完全閉鎖型陸上養殖システムの開発
  • ナップワン福利厚生としても使える企業向けのフィットネスクラブ会員サービスの提供
  • X Asia友だちや家族で一緒に購入すると、通常より10〜50%割引で買える「シェア買い」アプリの提供
  • Sportip動作解析AI付きで自宅からトレーニングができるフィットネスアプリを提供
  • 207荷受人の在宅/不在の情報を配送員に提供し、宅配の効率化を目指すシステムの開発
  • ハイマネージャー人材のパフォーマンスなどをリアルタイムでデータ化して属人的な評価から脱却するためのHRサービスを提供

今年の書類審査員の1人であるグロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー/COOの今野穣氏から総括コメントを頂いたので以下に掲載する。

本年度の応募企業は、例年に比べても非常に完成度が高く、魅力的な企業が多かったため、良い意味で決められた社数の本選進出企業を選ばせて頂くのが大変でした。DXを始めとした領域において、スタートアップ業界が世の中のメインストリーム化し、スタートアップ起点の社会変革の機運を強く感じ、大変嬉しく思いました。

同時に、どこか既視感があったり、今後の成長の過程で潜在的な競合が顕在化しそうな市場だったりする部分もありましたので、本選では是非、「違い」や「爆発力」と言った部分を存分に発表頂くと素晴らしいものになるのではないかと思います。ファイナルでの活躍を心より期待しております。

書類選考を通過した20社はファーストラウンドに進出し、グループAからグループDに5社ずつ組み分けされる。そして各グループの審査員の前でのプレゼンとQ&Aを行い、総合スコアが算出される。そのスコアが高い順に選ばれた6社がファイナルラウンドに進出し、最終的にファイナルラウンドでの審査を経て最優秀賞が決まるという流れだ。

ファーストラウンドの放送日は12月14日から17日の4日間。4つあるラウンドを毎日1ラウンドずつ放送する。ファイナルラウンドの放送は最終日の18日だ。スタートアップによる本気のプレゼン、そして、鋭い質問を投げかける審査員たちとの手に汗握る攻防戦を見逃さないためにも、TechCrunch Japanの公式YouTubeチャンネルに登録して当日の熱戦を楽しんでいただきたい。何度も言うようだが、視聴は無料だ。

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投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。