SXSWでSnowdenがスピーチすることに下院議員が反対

合衆国議会下院諜報委員会のメンバーの一人が、大規模なテクノロジカンファレンスSXSWで、NSAを部内者として告発したEdward Snowdenがキーノートを述べることに反対している。下院議員Mike Pompeo[共和党, カンサス州4区]は委員会に当てた書簡で、“Snowden氏の行為にこのような形で報いることは、彼が示した当の違法性を奨励するものである”と述べ[PDF] 、招待の取り下げを求めている。

Snowdenはロシアに亡命しているので、彼のスピーチはビデオで送られる。それは、彼が昨年の夏にNSAの捜査行為に関する情報をリークして以来初めての、ライブのリモートインタビューとなる。Pompeoの書簡は、“彼のプレゼンスは議論を前進させず、単なる見せ物で終わる”、と述べている。

SnowdenにインタビューするのはAmerican Civil Liberties Union(米国市民自由権連合)の主席技官Christopher Soghoianで、そのライブストリーミングは来週月曜日中部標準時間午前11時から、SXSWのWebサイトやそのほかのメディアで見られる(日本時間3/9(日), 20時)。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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