2021年3月に開始した、スタートアップとその支援組織、そしてTechCrunch Japan編集部をつなぐコミュニティ「TC HUB」。Slackを通じて、過去取材先の起業家や広報チームなどが交流する場となっているが、コミュニティ向けのイベントの第1回が2021年5月28日午前9時から10時まで、バーチャルコミュニケーションプラットフォームのoViceにて開催された。
TechCrunch Japanの人気記事で取り上げた人をゲストに
TechCrunch編集部では毎月の人気記事を編集部内でも共有しているが、今後TC HUBでは、最近のPV上位記事で登場した起業家たちを迎え、スタートアップたちに現在、必要な情報や起業ストーリーを語っていただく。後半ではゲストブース、編集部ブース、自由交流ブースなど場所を設定し、参加者が自由に交流できる仕組みだ。
第1回目のゲストは、ハードモビリティベンチャーのglafit代表である鳴海禎造代表を迎えた。モデレータを務めるのは元エンジェルでスタートアップコミュニティStartpassを運営するStartPointの小原聖誉氏。事前の打ち合わせで今回のストーリーのポイントを抑えつつ、申し込み時に集めた事前質問を参加者の代わりに質問し、内容を深掘りしていく。
モビリティスタートアップの創業者に聞く事業成長ストーリー
glafitは和歌山県を拠点とし「日本を代表する次世代乗物メーカー」を目指して活動するハードスタートアップ。電動スクーター「X-SCOOTER LOM」(クロススクーターロム)」や折りたたみ式電動ハイブリッドバイク「glafitバイク」を製造、販売。米国で開催される世界的な電子機器の見本市であるCESでもプロトタイプを発表し、KickStarterでのクラウドファンディングに続いて、日本でもMakuakeを通じてglafit本体や関連グッズの予約販売を実施した。2021年4月には、バイクと自転車の機能を切り替えられるモビチェンについて発表、こちらの記事がTechCrunch Japanでも注目を集めた。
関連記事:glafitの電動ハイブリッドバイクを自転車・電動バイクに切り替えて道路を自由に走れるようにする「モビチェン」販売へ
イベントでは、鳴海氏は事業成長のポイントをはじめ、クラウドファンディングを通したメディア戦略について語った。
今後もTechCrunch Japanでは、定期的にTC HUBメンバーに向けたインタビューイベントや、交流イベントを行なっていく予定だ。TC HUBの加入に関心をもったら、ぜひこちらからアクセスして欲しい。