11月14日、15日に東京・渋谷ヒカリエで開催されるスタートアップとテクノロジーの祭典「TechCrunch Tokyo 2019」。今年も注目のスタートアップを招いた出展ブース「Feature Lounge」の設置が決まった。このエリアに出展するのは、ハチたま、バルス、BONX、Natureの4社。ここではバルスの出展内容を紹介する。
バルスは2018年1月設立のスタートアップで、VRやARのプラットフォームやキャラクターの開発を手がける。今回ブースに出展されるのは「どこでもVtuber」というシステム。小型カメラ(PCだけで身体の動きを捕捉してバーチャルアーティストと連動させることが可能なのが特徴だ。通常のバーチャルアーティストは、専用のスタジオなどで演者(中の人)に数十個のセンサーを取り付け、モーションキャプチャーによって動きを解析・反映する。一方のどこでもVTuberでは、インテル製のRealSense CameraとPCだけで手軽にモーションキャプチャーを実現可能だ。専用スタジオのカメラに比べるとさすがに精度は低下するが、手を挙げる、首をかしげる、姿勢を変える、目や口を開けるというった動きならほぼリアルタイムにバーチャルアーティストに反映される。
Feature Loungeでは、実際にどこでもVtuberを来場者が試せるようになっているので、ぜひブースを訪れてほしい。
TechCrunch Tokyo 2019では現在、一般チケット(4万5000円)のほか、5人以上の一括申し込みが条件の「団体チケット」(2万円/枚)、設立3年未満(2016年10月以降に設立)のスタートアップ企業に向けた「スタートアップチケット」(1万8000円)、学生向けの「学割チケット」(1万8000円)、指定席と専用の打ち合わせスペースを利用できるVIPチケット(10万円)を販売中だ。いずれもチケット種別でもKAOPASSを利用できるので、ぜひ活用してほしい。詳細は、チケット購入後に届くメールに記載されている。