12月2、3日にオンラインで開催される「TechCrunch Tokyo 2021」。本年度は、期間中、7つのテーマで国内・海外のスピーカーを招いたセッションが行われる。
「Pick-up」をテーマにしたセッションでは、ココナラの代表取締役会長を務める南章行氏が登壇する。
ココナラは、知識・スキル・経験を購入できる「スキル」のマーケット。2019年7月には世界的資産運用会社のフィデリティ・インターナショナルから12億円の資金調達。2021年3月に東証マザーズに上場した。
ココナラには、プライベートからビジネス領域まで、450種類以上40万件以上のサービスが「出品」されている。同社は、ちょっとした困りごとから、ウェブサイト制作や動画・音楽制作などの「制作系」、ビジネス・マーケティングなどの「サポート・代行」など専門家にお願いしたい事柄まですべてが揃うサービスマーケットプレイスと位置付けている。
また、サービスの出品・購入に始まり、お願いしたい案件の募集・提案まで幅広いニーズに対応。会員登録数227万人(2021年5月時点)にのぼるという。
代表取締役会長の南章行氏は、慶応義塾大学卒、英国オックスフォード大学経営大学院(MBA)修了。住友銀行(現三井住友銀行)でアナリスト業務を経験した後、アドバンテッジパートナーズにて約7年で5件の企業買収を担当。その傍ら、NPO法人ブラストビート、NPO法人二枚目の名刺の立ち上げに参画。2012年1月に自ら代表としてウェルセルフ(現ココナラ)を設立した。
「TechCrunch Tokyo 2021」は、すでに参加者チケットは発売中。参加者チケットは2日間の通し券で、他の講演はもちろん新進気鋭のスタートアップがステージ上で熱いピッチを繰り広げるピッチイベント「スタートアップバトル」もオンラインで楽しむことができる。本講演は英語でのセッションとなるが、日本語の字幕が入る。
本記事執筆時点では「早割チケット」は税込3500円、2021年12月31日までアーカイブ配信も視聴できる「早割チケット プレミアム」は税込3500円となっている。また、スタートアップ向けのチケット(バーチャルブース+チケット4枚セット)は後日販売予定だ。
オンラインでの開催で場所を問わず参加できるため、気になる基調講演を選んで視聴することもしやすいはず。奮ってご参加いただければ幸いだ。