TechCrunch Japanのオフィスがある東京・秋葉原(末広町)の3331 Arts Chiyodaにて1月から開催しているイベント「TechCrunch School」。ありがたいことに毎回満員御礼となっており、前回の「大企業を飛び出してスタートアップの世界に飛び込んだ理由」は有料イベントだったにも関わらず、大勢の参加者に恵まれた。
さて、前回の開催から少し時間が経ってしまったのだが、9月30日には第5回目となるTechCrunch Schoolを開催したい。今日から参加申し込みの受付を開始しているので、是非とも遊びに来て欲しい。
今回のテーマは「ハードウェアスタートアップの成長に必要なものとは?」。IoTやハードウェア関連のスタートアップに関わっている起業家や従業員、ハードウェアスタートアップに興味のあるメーカの企画職やエンジニア、そして自らハードウェアスタートアップを立ち上げたい、ハードウェアスタートアップに参画したいといった方々を対象にしたセッションを予定している。
今回はゲストスピーカーとして、グローバル・ブレイン代表取締役社長の百合本安彦氏、オムロンベンチャーズ代表取締役社長の小澤尚志氏、Cerevo代表取締役CEO岩佐琢磨氏の3人をお呼びしている。
百合本氏は、京都大学法学部を卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)、シティバンク・エヌエイ企画担当バイスプレジデントを経て、1998年にグローバル・ブレイン・グループを設立した。現在は日本や米国、東南アジアの各地域で投資を手がけている。グローバル・ブレインでは今後、ハードウェアスタートアップへの投資を本格化するということなので、その戦略などを聞きたいと思う。
小澤氏は京都大学大学院 工学研究科を修了後、民間企業研究員、京都大学教員を経てオムロンに入社。現在はグローバル戦略本部 事業インキュベーショングループ長と、子会社のオムロンベンチャーズ代表取締役社長を兼任している。既報の通りオムロンベンチャーズではハードウェアスタートアップに30億円規模の投資をするとのことなので、電機メーカー発のCVCの観点について教えてもらう。
岩佐氏は2003年に松下電器産業(現パナソニック)に入社。ネット接続型家電の商品企画に従事していた。そして2007年12月にCerevoを設立。ネットと家電で生活をもっと便利に・豊かにする、という信念のもと、ネット接続型家電の開発・販売を行ってきた。インターネットライブ配信機能付きデジタルカメラ「CEREVO CAM live!」やビデオカメラを使ってライブ配信を行う「LiveShell」シリーズなど、「グローバルに売れるがニッチな製品」をの製造、販売を手がけてきた。岩佐氏には、当事者としてハードウェアスタートアップの苦労や成功のきっかけなどを語ってもらう予定だ。
TechCrunch Schoolでは毎回会場でのみ聞ける「オフレコタイム」を設けているが、今回もその時間を用意する予定だ。プレゼンテーションの模様は記事や動画でも紹介する予定だが、会場に来て頂いた人たちに限定して、登壇頂く起業家の生の声を届けたい。
イベントへの参加は無料。19時40分以降の交流会では食事とドリンクも用意するので、是非早めにお申し込みをいただければと思う。
「ハードウェアスタートアップの成長に必要なものとは?」
【開催日時】 9月30日(火) 17時半開場、18時開始
【会場】 東京・末広町 3331 Arts Chiyoda 3331 Arts Chiyoda (地図)
【定員】 100名程度
【参加費】 無料、当日は受付にてお名刺1枚を頂戴いたします
【参加資格】 IoTやハードウェア関連のスタートアップに関わっている起業家や従業員、ハードウェアスタートアップに興味のあるメーカの企画職やエンジニア、そして自らハードウェアスタートアップを立ち上げたい、ハードウェアスタートアップに参画したいといった方々
【ハッシュタグ】#tcschool
【主催】 AOLオンラインジャパン
【内容】
18:00〜18:05 TechCrunch Japan挨拶
18:05〜18:20 講演セッション「グローバル・ブレインのハードウェアスタートアップへの投資について」
18:30〜19:30 パネルセッション「ハードウェアスタートアップの成長に必要なものとは?」
パネラー:
百合本安彦氏(グローバル・ブレイン代表取締役社長)
小澤尚志氏(オムロンベンチャーズ代表取締役社長)
岩佐琢磨氏(Cerevo代表取締役CEO)
モデレーター:
岩本有平(TechCrunch Japan編集記者)
19:40〜21:00 懇親会(アルコール、軽食も出ます)
【申し込み】イベントページから事前登録必須
【事務局連絡先】tips@techcrunch.jp