米国の出会い系アプリ最大手のTinderは、プロフィール情報の項目に性的指向と性自認を追加する。
同社はLGBTQ支援団体のGLAADと協力して、同社のデートアプリの多様性対応を改善し、よりインクルーシブにした。
自分の性的指向に関する情報を変更、追加したいユーザーは、通常通りプロフィールを編集すればよい。Tinderユーザーは「orientation」ボタンをタップして、最大3項目の性的指向を選択できる。この情報は非公開にも公開にもできるが、アプリのマッチングに使用される可能性が高い。
Tinderは新規ユーザー向けの手順も変更し、登録後すぐに性的指向を入力できるようになった。
マッチングの並び順指定も改訂され、ユーザーは「Discovery Preference」フィールドで、同じ性的指向の人たちが先頭に表示されるようにできる。
これは多様性を高める取り組みの第一歩だと同社は語った。Tinderは今後もGLAADと協力してアプリを改善していく。新機能は米国、英国、カナダ、アイルランド、インド、オーストラリア、ニュージーランドの各国で6月中に順次公開される。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )