TinderがPassport料金を免除、ユーザー同士の仮想的なつながりを強化

物理的な接近が避けられる現在、デートは不可能に近いかもしれない。しかし、Tinderは既存の機能を活用し人々をより親密にしたいと考えている。

TinderのPassportは、プレミアムユーザーが自分の交際範囲外の人とつながることを可能にする機能だ。同サービスは来週から4月30日まで、全ユーザーを対象に提供される。Tinderはデート以外のバーチャルな交流にも、このサービスが活用されることを期待している。

Passport機能を使用して、隔離された状態から世界のどこにでも移動できることを我々は願っている。故郷や大学がある街、姉妹都市の人々を調べて、同じ経験を持つ世界中の人々を見つけることができる。少なくとも、「hey」を他の言語で言う方法を学ぶことはできるだろう。

ユーザーは一度に1つの場所を「訪問」できる。この動きは、Hinge、The League、そしてTinderの親会社であるMatch.comのような競合サービスが、デートで交流しようとしている人たちへとビデオチャットを提供している中で起きた。

「マッチングアプリではユーザーは実際に対面することなく、マッチングやメッセージングによってアクティブになれる」と、App Annieは最近のトレンドレポートに報告している。「マッチングアプリにおける 『スワイプ』 のゲーム化は、時間をつぶし楽しむための方法を見つける行動にぴったりで、そこにはある意味での『回復力』が期待できる」。

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(翻訳:塚本直樹Twitter

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TechCrunch Japan

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