TiVoがパーソナライズされたストリーミングサービスのマッチスコア提供サービスを開始

新しいストリーミングサービスを切望しているが、そのすべてを購入する余裕がないという人の選択をTiVoが助けてくれる。

TiVoは近年、ますます細分化されていくテレビ番組を消費者がナビゲートしやすくなる製品を開発するとして、DVRビジネスを超えた進化(未訳記事)を目指している。2020年の初め、同社はTiVo Stream 4K(未訳記事)という50ドル(約5230円)のAndroid TVドングルをローンチした。

TiVoはブログ記事の中で「ライブテレビが必要ですか?その場合、最適なサービスとラインナップは何ですか?どのストリーミングサービスが私の好みとプロファイルに最も適していますか?」といった質問に答える手助けをするのが目標だと述べている。TiVo Stream 4Kはその戦略の第1弾であり、今回のTiVo Match Scoresのローンチはその第2弾となる。

画像クレジット:TiVo

アイデアは非常にシンプルだ。TiVo StreamのインターフェイスのMy Servicesセクションでさまざまなストリーミング サービスを閲覧すると、パーソナライズされた1から100までのスコアが表示される。スコアが高いほど、そのサービスがユーザーに合っている可能性が高くなる。

プロダクト担当副社長のChris Thun(クリス・トゥーン)氏によると、ストリーミングサービスが視聴者データを保護する傾向が強まる中、TiVoはさまざまなデータソースを利用して視聴者ごとのスコアを計算しているという。

「TiVo Streamでは従来型の視聴率データ(我々が収集可能な場合に)に加えて、エンゲージメントベースのパーソナライゼーションを活用してレコメンドを調整しています」とトゥーン氏はいう。「エンゲージメントベースのパーソナライゼーションを推進する要素は、ユーザーがTiVo Stream内でエンゲージメントしたり、ウォッチリストに追加したり、パートナーアプリを選択したりしたタイトルが含まれます(視聴を強く示唆している)」。

トゥーン氏によると、TiVo Streamと統合されたストリーミングサービスがスコアリングされるという。TiVoはマッチスコアを数日かけてロールアウトし、週明けまでには完全に展開する予定だ。

カテゴリー:ネットサービス
タグ:Tivo動画配信

画像クレジット:TiVo

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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)

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TechCrunch Japan

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