Tuneの調査結果:スマホ所有者の25%がアドブロッカーをダウンロードしている

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モバイルマーケティング企業のTuneが発表した新しいレポートによると、アンケートに回答した人の24.6%がアドブロック対応のアプリかブラウザをダウンロードしたと回答した。

Tuneによるとアメリカとヨーロッパの約4000名のスマホ所有者に対してアンケート調査を行い、アドブロッカーが急速に普及していることが分かったという。半年前から4ヶ月前までにアドブロッカーをダウンロードしたと回答した人は2.4%だったが、2015年11月以降にダウンロードしたと回答した人は7.8%だった。

Tuneは2017年第3四半期までにはスマホ所有者の80%近くがアドブロッカーを利用するようになると予測している。

いくつか注釈を付けると、このアンケート調査はスマホ所有者にスマホにダウンロードしているアプリを尋ねたもので、スマホから直接得たデータではない。(21%の回答者は、アドブロッカーをインストールしたかどうか分からないと回答している。)それに、AppleがiOSにアドブロッカーを許可したのは昨年の秋で、まだそう時間は経っていないことを考えると、この急上昇が今後も続くかは分からない。また、レポートに記載されているように、アドブロックのアプリをダウンロードしたからといってその人が実際にそれを使っているかどうかは分からない。

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このレポートはアドブロッカーのユーザーのデモグラフィックも見ているが、明らかなトレンドを示されていない。確かにアドブロッカーを利用する人は「若い成人から中年に偏りが見られる」が、65歳以上でもインストールしたと言っている人もいる。同様に、男性、Androidユーザー、ヨーロッパ地域の人がアドブロッカーを利用する傾向が見られると言えるが、数パーセントの差でしかない。

「現在の広告は邪魔で体験を阻害するものであるため、人々は広告ブロッカーを使用したいと考えています」とメールで配信した声明でTuneのCEOであるPeter Hamiltonは伝える。「広告パートナーからマネタイズする最良の方法を選択する責任の大部分は出版元にあります。コンシューマーもその広告の体験がエンターテイメント性があるものや役立つものなら許可するでしょう」。

オンライン広告主のためのトレードグループのInteractive Advertising Bureauは、「ad blocking primer(アドブロックの説明書類)」をリリースしている。それは出版社がアドブロッカー利用に対し「DEAL」のアプローチを取ることを示すものだ。

翻訳者注:DEALはDetect(検知)、Explain(説明)、Ask(提案)、 Lift or Limit(解除か制限)の頭文字。

Tuneの 全レポートはここから見ることができる。

[原文へ]

(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter

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TechCrunch Japan

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