Twitterは10月23日(米国時間)をもって、iOSおよびAndroidアプリ上でのモーメント作成機能を終了することを発表しました。他の機能への開発に注力するとしています。
ただし今後もWeb版(twiter.com)では引き続きモーメントを作成できるとのこと。つまりモーメント作成機能の終了は、モバイルアプリ版のみでの施策となります。
モーメントをiOSおよびAndroidでご利用の皆さまへ:10月23(米国時間)を持って、iOSおよびAndroid上でのモーメントの作成できなくなります。利用者の皆さんによりTwitter上で楽しんでご利用いただけるよう、他の機能への開発に注力いたします。
— Twitter Japan (@TwitterJP) 2018年10月9日
モーメントとは、Twitter上で話題の出来事や最新ニュースなどをまとめる機能のこと。2015年10月より米国で提供が開始され、日本でも2016年7月から大手メディアなど一部の企業アカウント向けに提供。同年の9月末から全ユーザーが利用可能となっていました。
今年6月、Twitterはニュースやイベントを発見する機能を強化すると発表。そこでモーメント機能を改良する方針も語られていましたが、長続きしなかったようです。
先月にも、Twitterはリアルタイムで流れるタイムラインAPI停止に際して「無視できない技術的およびビジネス的な制約」に直面していると語っていました。今後も、かかるコストと使用頻度が釣り合わない機能の整理が進められるのかもしれません。
Engadget 日本版からの転載。