Twitterはユーザーに自由に背景を選ばせていた。ボスの顔写真を貼ることもできた。今日までは。
特に発表はなかったにもかかわらず、もはやTwitterの背景をユーザーがカスタマイズすることはできなくなった。われわれがTwitterに「どうしたんだ?」と問い合わせたところ、広報担当からこういう答えが返ってきた。
われわれはすべてのユーザーのウェブのプロフィール・ページとホーム・タイムラインから背景画像を取り除きました。現在背景画像が有効なのは Tweetページ、リスト・ページ、コレクション・ページだけです。デザインのカスタマイズについてはヘルプセンターのこちらを参照してください。
おやおや、クールになったわい。
こういう変更が行われた理由は公式には一切明らかにされていない。私が耳にした一つの噂は、Twitterは広告の表示に対するコントロールを強めたがっているというものだ。そこでもしTwitterがユーザーの背景に全面広告を掲載したいとしよう。これまでは不可能だった。そこにはユーザーがアップロードした画像が表示されているからだ。
そこでユーザーがカスタマイズした背景をすべて削除した…という推測だ。
Twitterユーザーはホームとタイムラインを一時のMySpaceを思い出させるような派手さで飾り立ててきた。MySpaceがあれほど人気を得た大きな理由の一つはプロフィール・ページをいくらでも自由にカスタマイズできるからだった。しかしそのことがデザイナーと広告主を苛立たせた。同じような状況がTwitterにも起きているのかもしれない。
Twitterのユーザーはこの突然の変更に驚き、不満の声を上げている。
混乱に輪をかけているのが、背景色をカスタマイズできるオプションが表示されるにもかかわらず、正常に機能しないことだ。.
私は背景色をオレンジ色にしてみた(Twitter全体が白一色になってしまった中で非常に目立つ)。
ところがオレンジに設定後、数回クリックしていると元の白に戻ってしまう。非常に奇妙なユーザー体験だ。
〔日本版〕訳者の環境でも背景色設定はしばらく保存されるが、ページを閉じて再度開くと白に戻っている。
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)