Twitterは今日(米国時間4/29)の午後、2014年第1四半期の業績を発表し、売上2.5億ドル、非GAAP 1株当たり利益は0.00ドルだった。ウォール街の予測は、売上2.415億ドル、1株当たり0.03ドルの損失だった。
この非GAAP EPS 0.00ドルという数字はやや誤解を招く ― 実際同社の非GAAP純利益は18万3000ドルあり、これは概ねIT企業のエンジニア1人分の年間コストに相当する。しかし、18万3000ドルも10億株に分けると、多くは残らない。
Twitterの売上は対前年比119%アップだった。GAAPベースでは、Twitterは1.32億ドルという巨額を失っている。即ちGAAPベースの1株当たり損失は0.23ドルになる。
Twitterは月間アクティブユーザー数を2.55億人と報告した。直近の四半期は2.41億月間アクティブユーザー数だった。3ヵ月間で1400万人、約5.8%増えた。
同社の月間アクティブユーザー数は、この1年で25%しか伸びていない。月間モバイルアクティブユーザー数は、1.98億人と好調だ。この数字は過去1年間で31%上昇した。しかし、未だに控え目な値だ。投資家らは、売上の急上昇にもかかわらず、Twitterのユーザー数急増の時代が終ったことを案じているようだ。売上、利益共に低成長を意味するからだ。
Twitterサイトをアクセスするユーザーの78%がモバイル端末から来ている。
Twitterの株価は通常取引で6%近く高値をつけ好調だった。相場は微高。決算発表後の時間外取引で、Twitter株は8%以上の安値となった。
直前の四半期、 Twitterは非GAAP 1株当たり利益0.02ドル、売上2.427億ドルだった。
Twitterは第2四半期の売上を2.70~2.80億ドルと見込んでいる。2014年通年売上は12~12.5億ドルで、予測の下限となりそうだ。
一方で、Twitterは現金および現金相当物22億ドルを、四半期開始当初に保有しており、同社はあらゆる計画を実行するのに十分な土台を備えている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)