Twitterが特定トピックのフォロー機能をテスト中

もうすぐTwitterユーザーは、散乱するハッシュタグを整理してもっと賢く扱えるようになるかもしれない。ただし、Twitterがアプリのタイムラインを大改訂する大胆なアイデアを実現できればの話だ。

同社はユーザーをフォローする仕組みをやめるつもりはないが、サンフランシスコで行われたイベントで同社の幹部らは、ユーザーが「トピック」をフォローできるようにする計画を発表した。これは、必ずしもフォローしていない様々なアカウントのツイートでも、興味にあったものをタイムラインに表示する仕組みだ。現在Twitterはこの機能をAndroidで「総合格闘技からF1まで」スポーツ関連のトピックスに絞ってテストしている。

同社は今後トピックの範囲を拡大して、例えばバグ追跡やスキンケア専用のタイムラインを作れるようにする計画だ。本機能の目的は、ユーザーが新しいアカウントやコミュニティを発見して、さらに深く追求できるようにためだ。

現在は人力でトピックを集めているが、将来は人工知能を利用して自動的にトピックを収集し、最新状態のツイートを表示できるようにする。さらに同社は、ユーザーがメインのタイムラインだけでなく、複数のタイムラインを作り、複数のトピックやアカウント、ハッシュタグをフォローできる機能をテストしている。

さらにTwitterは、特定のトピックを一時的にアンフォローできる機能の実験も開始すると言った。ユーザーはテレビ番組の最終回やフットボールの試合を中継するツイートを タイムラインから外すことができる。現在Twitterでは、特定の単語やアカウントを永久あるいは一定時間ミュートすることができる。

原文へ

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。