Twitterのアフリカ初進出国はガーナ

TwitterのCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏は米国時間4月12日のツイートで、同社がアフリカに進出することを発表した。同氏は「Twitterが大陸に登場します。ガーナ、そしてNana Akufo-Addo(ナナ・アクフォアド大統領)、ありがとう」とツイートした。

このツイートに添付された文書でTwitterは「大陸で活発に日常の会話を交わしている豊かで活気に満ちたコミュニティにもっと深く関わるために」積極的にガーナにチームを作っているところだと述べている。

同社は製品やエンジニアリング、デザイン、マーケティング、コミュニケーションの社員をガーナで募集している。ただしガーナにオフィスを構えるのはまだ先の計画であるため、これらの職に採用された人はリモートで仕事をすることになる。

ガーナのナナ・アクフォアド大統領はこのニュースに喜び「Twitterがアフリカ事業の本拠地としてガーナを選んだのはすばらしいニュースです。政府とガーナ人はこの発表と我が国に対する信頼を大いに歓迎します」と述べた。

大統領は現地時間4月7日にドーシー氏とバーチャル会議をしたことも明らかにした。この場で両者が最終合意に達したと見られる。

大統領は「2021年4月7日に私がジャックにバーチャル会議で述べた通り、これはTwitterとガーナとの間のすばらしいパートナーシップのスタートであり、ガーナにとって極めて重要なテック分野の進歩に重要な意味を持っています。ガーナに進出して事業をするにはエキサイティングなタイミングです」と述べた。

Twitterによれば、ガーナがAfCFTA(アフリカ大陸自由貿易圏)に積極的に関わりインターネットに対しオープンであることから、アフリカで最初に同国に進出する決断をしたという。

Twitterは発表の中で「ガーナは民主主義の擁護者として言論の自由、オンラインの自由、そしてTwitterも提唱しているオープンインターネットを支持しています。その上、ガーナがアフリカ大陸自由貿易圏の事務局を開設したことは、アフリカ全域でサービスを向上し適合させていく我々の取り組みを支援し、この地域でのプレゼンスを確立するという我々の包括的な目標と一致するものです」と述べている。

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(文:Tage Kene-Okafor、翻訳:Kaori Koyama)

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TechCrunch Japan

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