今朝(米国時間1/28)、Vineアプリのユーザーは仰天させられた。Twitterの新しいビデオ共有アプリが “DildoPlay” と称するハードコア・ポルノビデオを「編集部のオススメ」のトップに選んでいたからだ。
Vineは先週公開されたばかりだが、すでに若干のポルノ問題が報告されていた。Vineの中で#pornというハッシュタグで検索すると意味が分かるだろう。映像、画像サイトを作ればポルノ問題は必ず発生する。フィールド・オブ・ドリームズではないが「それを作ればセックスが来る」のは避けがたい。
しかし、ハードコア・ポルノをよりによって「編集部のオススメ」のトップに持ってくるというのはフルスケールのスキャンダルだ。
Twitterによると原因は「人的エラー」だったという。広報担当者のコメントの全文はこうだ。
人的エラーにより、成人向けコンテンツを含むビデオが「編集部のオススメ」の一つとして選択されていました。この誤ちが認識されると同時にTwitterはただちにコノビデオを削除しました。ユーザーの皆さんにお詫びします。
Vineのポルノ問題、少なくともこのポルノ問題がこれで収まるとは考えにくい。こんな簡単なお詫びでは誰も納得しないだろう。「人的エラー」とは具体的にどういったものだったのまったく説明されていない。
Twitter、あるいはVineチームの社員がいったいぜんたいどうやったら「誤って」Dildo Playというタイトルのビデオを「編集部のオススメ」に選ぶなどということができたのか? ハードコア・ポルノだと気が付かなかったという理由は?
われわれはTwitterからもっと納得のいく説明がされるものと期待している。ただし、DildoPlayビデオはすでに VineのExploreセクションには表示されない(わざわざ検索しないかぎり)。
もうひとつ注目すべきはAppleの対応だ。Appleは500pxアプリをヌード写真を簡単にできるという理由でApp Storeから削除した。TwitterはAppleのパートナーだが、AppleはVineに対してどういう態度を取るだろう?
[via Gizmodo]
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)