Twitterの株価を台無しにする数値が明らかになり、Twitter株は厳しい決算報告後の時間外取引きで9.5%値を下げた。
最初に起きた問題はユーザー数の成長で、今もTwitterを苦しめている。今期の月間ユーザー数の伸び率は1%に満たず1年でも3%しか増えていない。そして今また広告収益の成長問題が新たに持ち上がった。
今やTwitterは総売上成長危機に陥っている。
今日発表された決算で売上は昨年の5.02億ドルから6.02億ドルに伸びたが、成長率はわずか19.9%だった。1年前の売上成長率は60.93%、2年前は124.12%だった。
広告を見せるべき大量の新規ユーザーもなく、マーケターの中にはスポンサー付きツイートのような見落としやすい広告フォーマットの効果を疑問視する向きもあることから、同社の収益成長は滞り、ウォール街は少しも喜んでいない。
TwitterはNFL、MLB、NHLをはじめとするスポーツライブストリーム提携のビデオ広告に期待するしかない。魅力的なビデオストリームとその下を流れる関連ツイートという2つの画面が組み合わさって中毒的体験が生まれる。Twitterは民主党と共和党の大会でも同じような体験を提供しており、今後はテレビのドラマコンテンツに拡大していくことも考えられる。
もしTwitterが、テレビではなく同社のアプリを見るようユーザーを説得できれば、ビデオに挿入される広告は高値を呼び、同社の収益成長を救えるかもしれない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)