前世紀の、カムコーダーで撮った貧しい画質のビデオが恋しい人、あなたのためのiOSアプリがあるよ。その名もまさにVHS Camcorderで、お値段は3ドル99セントだ。
でも、それだけ払う価値はある。しかもこのアプリが欲しい人は、ふだん、大量の有料アプリを買ったりしない人たちだ。
画質がHDの対極になるだけでなく、音質もひどい。画面には時間と日付が出る(下図)し、左上には”PLAY”〔再生中〕のテキストもある。
録画中に画面を指でこすると、画質はさらに悪くなる。あのでっかいカムコーダーと、箱にいっぱい詰めたVHSテープが、人生に突然闖入してきたみたいだ。ズームもできる:
設定(下図)で、日付を操作できるから、あたかも昔撮ったビデオらしく、することもできる。もう一度、今度は自分で、The Blair Witch Projectを撮ってみたいね。
ぼくは下のクリップを撮ったあと、それをBob SagetのAmerica’s Funniest Home Video(爆笑家庭ビデオ賞…記事下のビデオ…)に応募したくなった。歳がばれちゃうね。
撮ったビデオはカメラロールに保存され、Instagramなどで共有もできる。ビデオにエフェクトをつけるアプリはすでにたくさんあるから、これも仲間に加えたらどうだろう?
少なくとも、きみのママとパパは大喜びするぞ。
America, this is you。(“これがあなたなのよ、アメリカさん”…下のビデオのタイトルソング)