チャットに、世間話に、おしゃべり。みんな大好きだ。きみも好きだろう。メッセージアプリは2016年も引き続き注目の分野で、それぞれの人にぴったりなニッチなプラットフォームがあるようだ。全世界の人が使うような巨大プラットフォームであるMessenger、Line、Snapchat、Hangoutsを始め、メッセージアプリは溢れかえっている。
新しいメッセージアプリPeachは、結構面白い。PeachはVineのファウンダーであるDom Hofmannが制作したものだ。他のアプリと何が違うのか?まず、オンボーディングがかなりスムーズで、Slackのコマンド機能に似た体験が特徴的だ。Slackに馴染みがあるなら分かると思う。オンボーディングもSlackbotと似ている印象だ。
例えば「GIF」とタイプするとGIFの検索画面が立ち上がり、共有したいGIFを選ぶことができる。「Draw」と入力すると絵を描くことができる。Peachはこれらを「マジックワード」 と呼んでいる。 他のマジックワードは:
※マジックワード「shout」で、次に続く単語(絵文字も)を背景色に大文字で表示。 ※マジックワード「draw」で、落書きやスケッチを書いて投稿できる。 ※マジックワード「song」で再生している音楽を何でも共有できる。受け取った友人はApple MusicかSpotifyで開くことができる。 ※マジックワード「rate」で何でも星評価を付けることができる!何でも! ※他のマジックワード:gif、here、goodmorning、goodnight、battery、weather、move、meetings、safari、dice、time、date、movie、tv、gameなど。他にも続々と登場予定。
何を投稿していいか分からない場合は、面白そうな質問を探してその回答を投稿することができる。全ての投稿はユーザーのホーム画面に表示される。Facebookのウォールみたいなもので、友人はそれらに「いいね」を付けたり、コメントを残すことができる。それらは「ダイレクト」なメッセージではなく、Twitterのように公開される。メッセージ、コミュニケーション、SNS、インスタントメッセージのステータスメッセージ機能を併せ持っていると言える。
FacebookのPokeに似た「wave(手を振る)」機能もある。プッシュ通知(Yoみたいな)を送ることもでき、使っていて楽しい。
1つの画面で、友人がステータスをアップデートしている様子をリアルタイムで見られるのも面白い。
市場に新たなメッセージアプリが入り込む余地はあるのだろうか?私はあると思う。特にこれはHofmannのByteチームのような人たちがメッセージアプリをゼロから考えて作ったものなのだから。1つメモ。今はiOS用しかないようだ。だが、またたく間に広がっているのは確かだ。これに似たようなことを以前にも見た気がするが、その話は別の記事にするとしよう。
更新:たくさんの人が試しているのは違いない。技術的な問題がいくつか発生しているようだが、開発チームが修正に取り組んでいるという。
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