Facebook(フェイスブック)の最高経営責任者であるMark Zuckerberg(マーク・ザッカーバーグ)氏は、人気のメッセージングアプリWhatsAppが、近々複数のデバイスで同時に使用できるようになると発表した。またザッカーバーグ氏は、20億人以上のユーザーに利用されているこのインスタントメッセージングアプリに、メッセージを消去するオプションを追加することも計画していると述べた。
ザッカーバーグ氏は、WABetaInfoの取材に対し、インスタントメッセージングサービスのマルチデバイス対応が「間もなく」実現することを認めたのだ。WhatsAppの責任者であるWill Cathcart(ウィル・キャスカート)氏によると、ユーザーは1つのアカウントに4台までのデバイスを接続できるようになるとのことだ。またWhatsAppは、iPad向けWhatsAppアプリの開発にも取り組んでいると彼はいう。
「携帯電話のバッテリーが切れても、すべてのメッセージやコンテンツをデバイス間で正しく同期させることは、技術的に大きな挑戦でしたが、これを解決することができましたので、ほどなくお届けできることを楽しみにしています!」とザッカーバーグ氏はいう。
また2020年、メッセージに7日間のタイマー(消えるモード)を設定する機能を導入したWhatsAppは、この機能を拡張して、一度しか見ることのできない写真やビデオをユーザーが送ることができるようにする予定だ。「また、送信したコンテンツを相手が見た後に消滅させることができる『view once(ビューワンス)』の展開も開始しようとしています」とザッカーバーグ氏は述べている。
また、WhatsAppユーザーは、すべての新規チャットに対して消滅モードオプションを指定できるようにもなる。
ザッカーバーグ氏とキャスカート氏が、上記のニュースサイトで話している内容によれば、これらの機能は「来月か再来月に」パブリックベータ版としてユーザーに提供されるといいうことだ。
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カテゴリー:ソフトウェア
タグ:WhatsApp、マーク・ザッカーバーグ、Facebook
画像クレジット:Justin Sullivan / Getty Images
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(文:Manish Singh、翻訳:sako)