おそらく多くの人が初めてインターネットと出会ったOS、懐かしのWindows 95。その体験を丸ごと再現したアプリが、GitHub上で公開されています。
本アプリはWindows 10やmacOS、Linux上で実行可能な形で提供されています。ダウンロードサイズはわずか129MB、消費メモリは約200MBとリソースにも優しい仕様で、お手軽にWindows 95とともに過ごした記憶が蘇ります。
本アプリを開発および公開したのは、Slack所属の開発者Felix Rieseberg氏です。「現代のハードでWindows 95を丸ごと再現」はチャレンジ精神を掻き立てるのか、かつてApple Watch(初代のSeries 1)で動かしたエミュレータもありました。ブートだけで1時間も掛かったそちらと比べれば、今回は実用的(?)とはいえそうです。
アプリ内ではWordPadやMS Paintも動き、恐るべき時間泥棒ことマインスイーパーも完全に遊べます。ただしInternet Explorerは起動はするものの、ページの読み込みは拒否されてWebブラウズはできません。
起動時のオプションには「フロッピーディスクを入れる」もあり、ディスクイメージ(拡張子は.img)がお手元にあれば読み込みもできるようです。マウスの操作に少しクセがありますが、あの頃にタイムスリップするツアーと割り切って楽しむのもいいかもしれません。
Engadget 日本版からの転載。