独立系シードに特化したベンチャーキャピタル、Yazawa Venturesは1月17日、女性起業家を支援するインキュベーションプログラム「アントレジェネレーター」の3つの採択企業を発表した。このプログラムは、「世界に大きなインパクトを出せる事業創造に挑戦する女性」を対象に起業前後に出資を行い、専門家による起業講座やメンタリングを提供しつつ4カ月間でPMF(プロダクトマーケットフィット)を目指すというものだ。
採択起業は次の3社となる。
- plusbase(代表:Wim.サクラ氏)
医療業界には、もっとも就業者数が多い看護師の54%が抑うつ症状を訴えているという課題がある。これに対して、医療機関特化型メンタルサポートSaaS「+Nurse EAP」で解決を目指す - Josan she’s(代表:渡邊愛子氏)
助産師、女性、家庭を結ぶマッチングサービスを展開。働き方に柔軟性がなく就業継続が困難な助産師に寄り添い、産前産後のお母さんの心身ケアを目指す。 - Kaguya(代表:梶睦菜氏)
メタバースで使えるバーチャル家具に特化したNFTマーケットプレイス「Kaguya」を展開。厳選されたアーティストやデザイナーの家具が購入できる。
Yazawa Venturesは、おもに働き方の改革を目指すスタートアップへの出資を行っている。投資領域は、「企業や組織の改革を目指すスタートアップ」と「個人の働き方の改革を目指すスタートアップ」とのこと。誰もが経済活動を楽しめるダイバーシティー性の高い社会を作る企業に積極的に投資、支援を行うとしている。