Zapier、APIのダウンを発見する監視サービスを公開

Zapierはオンラインサービスを繋ぐ作業を自動化するサービスだ。このほど、200種類のAPIを監視するサービスを開始した。時にはプロバイダーより早くダウンを見つけることもある。

新ツールは、Zapierでサポートしている全APIのアップタイムとダウンタイムを監視する。人気のウェブAPIのリアルタイムの状況やZapierのサービスを利用している顧客への影響をモニターする他、単にAPIの動きを追跡するための便利なツールとしても使える。各APIは、SMS、 インスタントメッセージ、メール、その他Zapierの中核サービスでサポートされている様々な方法を使って監視できる。

Zapierの共同ファウンダー、Wade Fosterは監視サービスを開発した理由について、ベンダーは主要製品については性能監視用のダッシュボードを提供していることが多いが、APIにはなかったからだと言った。これは AmazonDesk.com37Signalsなどのサービスについて言えることだ。APIがアプリ同志を繋ぐ糊となっている今、これは問題だ。その結果APIがダウンすると消費者は闇に置き去りにされる、とFosterが最近のメールで語った。例えば、Google APIがダウンした時、Zapierはほぼ瞬時に発見した。

そのダウンに関するHacker Newsのスレッドがこれだ。「相棒の共同ファウンダーは、そこでトップコメンターになっている。それに続くコメントの数々が、われわれがこの機能を公開する後押しになった」とFosterは言った。

ダッシュボードは公開されてから約1週間になる。ほぼ全ては常時稼動中であり、最近のアプリケーションの質の高さをものがたっている。

これはかなり嬉しいサービスだ。アプリに組み込んだ複数のAPIを監視しなければならないデベロッパーにとっては特に重要だ。

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(翻訳:Nob Takahashi)