物流や倉庫で使用されるロボット用コンピュータービジョンソフトのPlus Oneが約36億円調達

サンアントニオを拠点とするPlus One Roboticsは米国時間4月27日、3300万ドル(約36億円)のシリーズBを発表した。このラウンドは2018年に発表した830万ドル(約9億円)のシリーズAに続くもので、同社の資金調達総額は4000万ドル(約43億円)を超えた。今回のラウンドはMcRock CapitalとTransLink Venturesが主導し、既存の投資家にくわえてBMWi Ventures、Kensington Capital Partners、Ironspring Venturesが参加している。

2016年に設立されたPlus Oneは、物流や倉庫で使用されるロボット用コンピュータービジョンソフトウェアに主に注力している。多くの企業がバックエンドの自動化を目指す中で、この分野は明らかに注目を集めているカテゴリーだ。具体的にはこのシステムはさまざまなロボットアームやグリッパーに対応できるように設計されており、エンドユーザーの異なるニーズを満たすことができる。

Plus Oneは今回の資金調達により、急速に高まるロボット需要に対応するため海外での事業拡大を計画している。またこのシステムでは、最大50台のロボットを一度に制御するグループ管理も可能だ。

CEO兼共同創業者のErik Nieves(エリック・ニーブス)氏は「私たちは国内外の顧客とともに成長していくことに興奮しています」。と述べている。「この強力な組み合わせにより、Plus Oneは今後も国際的なインストールベースを拡大し続けることになります」。

今回のこのラウンドではMcRock CapitalのWhitney Rockley(ホイットニー・ロックリー)氏とTransLinkのToshi Otani(トシ・オオタニ)氏がPlus Oneの取締役に加わった。

カテゴリー:ロボティクス
タグ:Plus One Robotics物流倉庫資金調達

画像クレジット:Plus One Robotics

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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter

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TechCrunch Japan

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