何週間にもおよぶ恒例のリーク情報に続いて、Samsung(サムスン)は同社のノートPCシリーズにいくつかの新製品を追加した。GALAXY Book ProとGALAXY Book Pro 360は、同社の幅広いデバイスにハイエンド向け製品として仲間入りした。これは、MacBook Proに対するサムスンなりの見解と考えることもできる。
これらのWindowsマシンは、Galaxy PCとモバイル製品の間にある生産性の境界線を曖昧にすることを推し進めており、いくつかのクロスデバイスソフトウェアの提供や、当然ながらPro 360に同梱されているSペンも含まれている。その名のとおり、Pro 360のフタはどちらの方向にも回転するので、ライティングサーフェスとしても利用できる。
薄くて軽いデザインは、おそらくサムスンにとって最大の特徴だろう。ProとPro 360の厚さは、それぞれ11.2mmと11.9mm。どちらも、13.3インチと15.6インチのSuper AMOLEDをオプションとして用意している。解像度は1920×1080ドットだ。そしてIntel(インテル)の第11世代Core i5またはCore i7プロセッサー、8GBまたは16GBのRAM、最大1TBのストレージ(Proは最大512GB)を搭載している。
LTE版と5G版も用意されている(市場によりモデル展開は異なる)。これは、サムスンが「オールデイ(終日)」と評価しているバッテリーにほぼ確実に影響を与えるだろう。どちらのモデルも、USB-Cポート経由で65Wの高速充電が可能だ。キーボード機構も以前のモデルからアップグレードされ、トラックパッドが23%大きくなった。
製品は米国時間4月28日より予約受付を開始し、5月14日より出荷を開始する。価格はProが13インチと15インチでそれぞれ1000ドル(約11万円)と1100ドル(約12万円)、Pro 360が1200ドル(約13万円)と1300ドル(約14万円)となっている。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ:Samsung、ノートパソコン
画像クレジット:Samsung
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(文:Brian Heater、翻訳:塚本直樹 / Twitter)