マインクラフトの次期大型アップデート『Caves and Cliffs』(洞窟と崖)パート1の配信が6月8日に決定しました。
プラットフォームはWindows 10、ニンテンドースイッチ、PS5 / PS4、Xbox One / Xbox Series X|S、iOS / Android スマートフォン等で動く統合版 Bedrock Edition と、PC / Mac / Linux の Java版のすべて。
『洞窟と崖』アップデートの第一弾となる今回は、地底湖や植物で覆われた洞窟、アメシストの晶洞(ジオード)といった新たな地形が増え、初の両生類ウーパールーパーやヤギ、発光イカといった新規モブ、銅鉱石やアメシスト、望遠鏡、避雷針などさまざまな新規ブロックやアイテムが追加されます。
Caves and Cliffs (洞窟と崖)は、2020年10月のイベント Minecraft Live で発表された大型アップデート。
・マインクラフト大型アプデ「ケイブ&クリフ」発表。銅鉱石にウーパールーパー、地底湖や考古学など新要素多数
大量の新規要素を含む野心的な内容ですが、新型コロナウイルス感染症の流行により開発元 Mojang がリモートワークに移行し開発に遅れが生じたこと、無理に当初スケジュールに間に合わせるよりも開発陣の健康と製品の品質を優先するとの判断で、パート1とパート2の分割リリースになりました。
6月8日にリリースされるパート1は、銅やウーパールーパー、新規の洞窟バイオーム等々を追加する内容。年末予定のパート2では、音で周囲を認識する強力な敵対モブ「ウォーデン」が生息する地底世界 Deep Dark や考古学といった要素が加わる予定です。
ウーパールーパー(アホロートル、幼形成熟したメキシコサンショウウオ)は、バケツで捕獲できる水生モブ。プレーヤーを守り一緒に戦ってくれます。
銅鉱石の追加も大きなニュース。生成した銅を建築素材に用いた場合、時間経過で緑青を生じ、歴史的建造物によく観られる落ち着いた緑の色合いになります。
銅を使ったクラフトは避雷針や望遠鏡など。
緑豊かな洞窟(ラッシュケーブ)。食べられる発光ベリーの実る蔦やなど、新たな生態系が。
アメシストの晶洞(ジオード)。滑らかな玄武岩、方解石、凝灰岩といった新たな鉱物で構成された構造。アメシストは「芽」から結晶が育ちクラスターになる。上を歩いた時、物を当てた時、叩いた時などに独特の音がすることも特徴。望遠鏡など新たなクラフト材料にも。
マインクラフトには「光」の要素があり、モブの出現や植物の生成など世界の法則に組み込まれていますが、洞窟と崖では「音」の要素も重視されるようになります。
・マインクラフト大型アプデ「ケイブ&クリフ」発表。銅鉱石にウーパールーパー、地底湖や考古学など新要素多数
・Caves & Cliffs: Part I has a release date! | Minecraft
(Engadget日本版より転載)
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