Google Mapsのサイクリングコースに標高チャート(elevation profile)*が表示されるようになった。〔*: 標高チャートの例。〕
Google Mapsがサイクリングコースを強調表示し、サイクリングの案内情報を表示するようになったのは数年前からだが、ぼくみたいに軟弱で、しかもオランダという平地しかない国で自転車に乗っていた人間は、そのサイクリングコースの坂が急か急でないかがとても気になる。
これまで、サイクリングルートの標高チャートを知ろうと思ったら、Google Mapsを利用しているサードパーティのサイトに行くしかなかった。でも今度からはGoogle Mapsに直接、そんなデータが載るようになったのだ。このことをGoogleはまったく発表していないから、知らなかった人が多いだろう。
Googleに問い合わせたら、確かに新しい機能だが、今のところまだ発表していない、と言った。Google Mapsにサイクリング案内情報が載っているのは14か国だが、そのすべてに標高チャートが載るようになった。それらの国は、オーストリア、オーストラリア、ベルギー、カナダ、スイス、ドイツ、デンマーク、フィンランド、イギリス、オランダ、ノルウェー、ニュージーランド、スウェーデン、そしてアメリカ合衆国だ。
上の図でお分かりのように、画面左上に二つのカードが現れ、下のカードに標高チャートが描かれる。その図の中には、上りと下りの距離も表示される。つまり、苦しむ距離と、楽をできる距離の両方が。
なお、平地に関しては標高チャートは表示されないようだ。
今のところモバイルのGoogle Mapsには標高チャートが表示されないが、でもそのうちきっと、載るだろう。
〔道路ではなく地図上の直線の標高チャートを出力するモバイルアプリはある。〕
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))