こんにちは!ナイル株式会社の青木です。
本日は「記事の権威性」など3つのニュースをお届けします!
※トピックは初級者~中級者くらいの方向けを想定して紹介します。
なお、本企画は取り上げるページを実際に読んでいただくことを想定しております。簡単なひとことコメントとお役立ち度(収集部隊の主観です)を参考に、該当ページを読んでみてください。
前回のニュース(2021年12月06日収集分)はこちらから本日のSEOニュース
①順位がつくためには、必ずしも権威にならなくてもよい
記事紹介:Google: You Don’t Need To Be An Authority To Rank
(Search Engine Journal)
お役立ち度:★★★☆☆
ナイルのひとこと
Googleの検索結果で順位がつくために、必ずしも権威としての地位を確立する必要はありません。という話です。
これは以前「わずか30ページ程度のサイトでは、権威性を確立することは難しい」といった発言を踏まえた発言で、中小企業の1ページのみのサイトを例に出し、こうした場合など多くのウェブサイトにとって、権威として見られる必要があるわけではないと説明しました。
私が個人で運用しているブログも、権威性も何もないですが、それなりのキーワードで上位表示しています。
ポイントはYMYL領域か否かだと考えていて、それを読んだユーザーが被害を受ける可能性があるトピックは、権威性や信頼性は必須ですが、そうではないトピックに関してはそこまで気にしないで大丈夫かと思います。その分、内容の真偽の精査や質などに時間を充ててください。
関連するトピックとして、「被リンクがなくても順位自体はつく」ということも話されました。もちろん、被リンクはランキング要素のため、競合性のあるキーワードでの上位表示を目指す際に0だと、一定厳しいのですが、そうでなければ被リンク0でも順位自体は付くと考えて問題なさそうです。
②ソフト404の対応できていますか?
記事紹介:How expired landing pages kill your Google rankings
(Search Engine Land)
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
※そもそものソフト404の意味はこちらを参照して下さい。
これはニュースではないですが、意外と対応後回しになっているサイトが多いのではと思い紹介します。
まず、前提として404が返されるページが多くても、特に問題はありません。Googleは404を認識すると基本的には検索結果に表示しないため、全体の評価にも影響はありません。(もちろん、主要ページがミスで404になれば影響はありますが。。)
しかし、ソフト404は、ステータスコードは200でありクロール対象のため、検索結果に表示されることが普通にあります。そうなると、検索からランディングしたユーザーは、欲しい情報や商品を買うことができずに離脱してしまう他、そもそも検索キーワードとの関連性が低くなってしまうという課題もあります。
などなど放置することのメリットが1つもないので、Search Consoleでソフト404が頻繁に検出されるサイトは、システム担当者様と連携して、なるはやで直してしまいましょう。
また、404自体は問題ないのですが、「詳しくはこちら」などのリンクが、リンク切れになるのはユーザー体験、クロール的にもよくありませんので、こちらも放置せず直していきましょう。
③コアアップデートは終わったが、終わらぬ順位変動
お役立ち度:★★★★☆
ナイルのひとこと
SEMRUSH-順位変動
12月1日にコアアップデートは完了していますが、その後も継続的に順位変動が続いています。
コアアップデート前もかなり変動していましたが、完了後はより変動しています。普段順位はあまり見ないという方も、今年いっぱいは毎日観測し、サイトの流入状況にどのような影響が出ているか把握し、商品購入・申込数・資料DL数などのCV数値への影響想定を把握しておくと良いでしょう。
最後に
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