FCC(連邦通信委員会)は、米国の生徒1000万人が学校内WiFiを利用できるため、2015年に10億ドルの予算を計上する意志を表明した。今日(米国時間6/26)同委員会は、米一般調達局と連携して、対象校がWiFi機器を低価格で入手できるよう手配すると発表した。
この提携によって、「学校および図書館は調達局の逆オークションプラットフォームを使って、通常の調達価格よりさらに有利な条件で機器を探すことができる」とFCCは言っている。少々わかりにくい説明だが、要するに学校は設置コストを低く抑えられ、その結果米国の学校にWiFiが広く、おそらくより早く普及するという意味だ。
FCCによると、米国の生徒の60%がWiFiを満足に使用できる環境にない。もちろん、全くWiFiのない教育機関もある。昨年、FCCは学校内WiFi拡充のための予算は全く計上していない。
インターネットアクセスが速く便利になることは、生徒にとって良いことだ。デジタル化の進む世界では、あらゆる形やサイズのコンピュータ製品に熟達することが競争を有利にする。そしてそれは、われわれ自身の求人だけではない ― 多くの人々の競争力が高まれば、世界におけるこの国の競争力も高まる。
わが国の生徒全員が、最新テクノロジー製品や高速インターネットを使う機会を得るべきであり、そのためのソフトウェアを自主的に学ぶも必要だ。われわれは今以上に速く動かなくてはならないが、FCCの今回の決定が正しい方向であることは間違いない。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)