Googleのストリートビューは、過去10年で最も興味深く、かつ正当に評価されていない技術成果と言えるが、デスクトップやモバイルで見るGoogleマップは少々静的で残念なことも確かだ。トロントのUXデザイン会社、Teehan+Laxの新プロジェクトは、ストリートビュー画像からHyperlapsesと呼ばれる早送りアニメーションを作り出し、ストリートビューをより没頭的体験にする。
利用者は、Teehan+Laxがあらかじめ設定した、ゴールデンゲートブリッジやオーストラリア奥地のダートドライブ等のルートを選ぶか、単に検索してA地点B地点を指定し自分専用のストリートビューを作ることもできる。魅力的な景色や建物が特にすばらしいHyperlapseを作るのはもちろんだが、私が自宅の前後数ブロックから作った短いループでさえ人をとりこにする。
同プロジェクトは今のところ興味深い技術デモのレベルであ実用性は殆どないが、Teehan+LaxはソースコードをGithubで全公開している。このツールはChromeに最適化されており、かなりCPUを食うので冷却ファンが回り出すかもしれない。しかし、ザ・ポスタル・サーヴィスの10周年記念アルバムが出ると、完璧な時間の無駄遣いが始まりそうだ。このアルバムは、どんなストリートビューのHyperlapseにもぴったりのサウンドトラックになる。
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(翻訳:Nob Takahashi)