ツイートすることによって何かを買うことができるようになるという話は以前からあった。どうやら実現までまもなくという時期に至っているようだ。Re/codeの記事によれば、Twitterはペイメント・スタートアップのStripeとともに「ツイート内」(in-tweet)コマースの実現に向けて動いているのだとのこと。
「Buy」ボタン(名前はまだわからないが)をTwitterクライアントに実装して、Twitterから離れることなく商品購入が完了できるようになるわけだ。
売り手の側は、ツイート内コマースを実現するために、Stripeと提携しておく必要がある。
もちろん現在のところでは、決済手段として提供されるのはStripeのみであるとなっているが、その状態がずっと続くことになるのかどうかはわからない。Paypalを決済手段に加えることが、関係者全員にとって便利なことであると判断されるかもしれない。
1月の段階から、Twitterは、さまざまな製品を取り扱うSquareのSquare Market風のマーケットプレイスの展開を狙っているという話はあった。
とりあえず現在のところ、Twitterのツイート内購買が流行することとなれば、20歳代のPatrickおよびJohn Collisonがベンチャー資金を入れつつ運営するStripeにも新展開をもたらすこととなるだろう。
実のところ、数年も前からTwitterはこの分野に興味を示しているという話が聞こえてきてはいた。今のところTwitterは、収益の大部分を広告に頼っている。その状況を変えて、Twitterに新たな展開をもたらす変化となる可能性はある。
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(翻訳:Maeda, H)