Amazonの2014Q3の決算報告は、売上が期待値を下回り、損失は期待値より大きかった。アナリストたちは売上を208.4億ドル、損失を一株あたり0.74ドルと見ていたが、決算では売上205.8億ドル、損失は0.95ドルだった。
損失の総額は4億3700万ドルとなる。
投資家たちは売り急ぎ、株価は急落した。
上の図はかなり雑だが、Amazonが決算報告の直後に下げるのはこれが初めてではない。今年の1月には、やはり期待より悪い売上と利益を報告したあと、8%の急落があった。
でも205.8億ドルの売上は前年同期比で20%の増である。全体としてAmazonの肉体ならぬ経営体は健康であり、資金状態も良く、イノベーションも活発だ。しかしながら投資家たちは売上成長率をもっと大きく期待していたし、損失は少なく見ていた。今回はどちらも期待に届かなかったから、ダブルパンチだ。
同社が最近ローンチしたFire Phoneは、不成功に終わった。Amazonの優等生、尊敬されているクラウド事業は、このところMicrosoftやGoogleとの価格戦争の罠にはまっている。相手の二社はどちらも、黒字でしかもお金持ちの企業だ。クラウドの料金はこれからもしばらくは、Amazonの利益を抑え続けるだろう。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))