明日のキッチンはこうなる―最新スマート調理ガジェット、8種類

IoT(モノのインターネット)がキッチンにも入り込みつつある。アプリから操作できるコーヒーメーカーからiPhoneに温度を伝えてきてステーキを完璧に焼きあげるフライパンまで最新のキッチン・ガジェット8種類を紹介しよう。

1. Palateのホーム・スマート・グリル

Palate Home製のSmart Grillは、さまざまな素材を種類、重量、火の通り具合の好みに応じて完璧に調理してくれる。コントロールは専用iPadアプリで行う。

2. Pantelligentのスマート・フライパン

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このフライパンはサーモン、ステーキ肉、その他の素材の内部温度を測定し、ちょうどよい焼け具合になったところで知らせてくれる。いちいちフォークを刺して試してみる必要がない。PantelligentのiPhone用アプリには現在の内部温度、焼き上がりまでの推定時間などが表示される。

3. Drop Connected Kitchen Scale

こちらはケーキ、クッキー、パンなどオーブンで焼く素材を簡単に軽量するためのスマート秤。専用iPadアプリでレシピを選び、Bluetoothを内蔵した秤にボールを乗せる。レシピにしたがって順に素材を入れる。適量を入れるとアプリがそれを知らてくれる。

4. LivBlends Smoothie Maker

こちらはY Combinator出身のスタートアップ、LivBlendsのプロダクト。同社の主な事業はベイエリアでのジュースの宅配だが、スマート・スムージー・メーカーも開発中だ。写真はプロトタイプ

5. Orange ChefのPrep Pad

Prep Padはボウルに食材を入れると栄養分を表示する。専用iPadアプリに脂肪、炭水化物、タンパク質、ミネラルなどがどれくらい含まれているかが表示されるだけでなく、1週間にそれらをどれほど摂取したか総計も表示される。またJawbone Upとも連動してダイエットの目標達成を助ける。

6. HAPIfork

HAPIforkは食生活をモニタしてダイエットを助けるスマート・フォークだ。このフォークは食事の時間や間隔、食物を口に運んだ回数などを記録する。データはUSBまたはBluetoothでスマートフォンに転送、表示される。

7. Siemensのインターネット接続コーヒーメーカー

Siemensは個々のガジェットというより統合されたスマート・キッチンのインフラを提供している。このキッチン・インフラに多数のスマート・ガジェットが接続される。このコーヒー・メイカーはその一部だ。朝、ベッドの枕元のスマートフォンを取り上げて、ボタンをクリックすると、シャワーを浴びて食堂に行く頃には朝のエスプレッソができているという仕組みだ。

8. LGのスマート・オーブン

このオーブンはスマートフォンからLG Smart Access Rangeアプリを通じて操作する。レシピを選択するとそれに合わせた自動的に適切な加熱パターンが実行される。

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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+


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TechCrunch Japan

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