Googleのオートコンプリートを使った「クイズ100人に聞きました」風ゲーム

期待していなかったのだが、とても面白い。

Googleで検索をする際に表示されるオートコンプリート候補を見て、納得したりあるいは驚いた経験をお持ちのことと思う。

GoogleFeudは、そのオートコンプリート候補に出てくる単語を「クイズ100人に聞きました」(Family Feud)風のゲームにしたものだ。みんなが何を考えているのかを知ることができる。

画面には検索する文章の一部が表示されていて、その残りの部分を入力する。多く検索されている単語をできる限り多く挙げることがゲームの目的だ。

たとえば「Should I sell my …」(…は売った方が良いだろうか)というフレーズが表示される。これについて正解となる単語は「house」、「car」、ないし「dog」などだ。正解とはすなわち、多くの人がGoogleで実際に検索しているものということになる。正解となった場合には得点をゲットできる。正解は10個ほど用意されているが、この候補にないものを回答すると「間違い」で、間違い3つでゲームオーバーになる。ちなみに上の「Should I sell my…」の正解一覧をこちらに置いておいた。

ちょっと残念なのは、正解判断がやや細かすぎることだ。テレビ番組では、同じような内容はまとめてひとつの答えとしていた。また「plane」と「airplane」が別物として扱われ、どちらかが答えであるときに他方を回答すると「間違い」として扱われてしまう。

まあそのような不満もありはするが、しかしちょっとした空き時間にとても楽しめるゲームだと思う。自分の感じ方との意外な違いなどを楽しめることができるだろう。

質問のカテゴリーは4つ用意されている。「Culture」、「People」、「Names」、および「Questions」だ。先に触れたような曖昧さに悩むこともないので、最初は「Names」をやってみるのが良さそうに思える。

ボーナスTip:マルチプレイヤーモードはない。しかし友だちと一緒にプレイしても楽しめることだろう。恋人と一緒に楽しんでみたけれど、なかなか正解に辿りつけない問題もあった。恋人とは喧嘩熱いコミュニケーションを交わすことができた。

GoogleFeudはこちらからお楽しみいただける。

ちょっとしたトリビア:ゲームはJustin Hookが作ったものだ。Hookは「ボブズ・バーガーズ」(Bob’s Burgers)の製作にも関与している。

[Via ProductHunt]

原文へ

(翻訳:Maeda, H


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。