Disrupt NY 2013のファイナリスト7社が決定–企業ニーズに応えるもの多し

本誌の過去最大級のハッカソンとStartup Alleyと業界リーダーたちの辛口ディスカッションのために、2000名あまりがニューヨークの由緒あるManhattan Centerに集まった。そしてさっき(米国時間4/30)やっと、Battlefieldのファイナリスト7社が決まった。

でもその前に、明日の呼び物は、Ashton KutcherとJoe Lonsdaleと運輸交通に関する大きなパネルとハードウェアスタートアップのリーダー的存在であるLimor FriedへのインタビューとRap Geniusの連中と、そのほかいろいろ&いろいろだ。

ファイナリストを選出した審査員は、Nancy Peretsman(Allen & Company)、Roelof Botha(Sequoia Capital)、Chris Dixon(Founder Collective)、David Lee(SV Angel)、Michael Arrington(CrunchFund)、そしてChi-Hua Chien(Kleiner Perkins)だ。


[以下順不同(登場の順番にとくに意味はない)]

1↓Enigma.ioはデータ分析を助ける。対象データソースは10万以上でもOK。ジャーナリストたちが記事を分析したり、金融企業やそのほかの企業が意思決定の補助ツールとして利用している。

2↓Flooredはオフィスやアパートや一般住宅の部屋を3Dカメラでスキャンし、独自のソフトを使って、不動産業のための3Dモデルを作る。

3↓Glideはビデオチャットをスケジューリングできる。Startup Alleyからファイナリストに選出。

4↓Handleはメールの洪水を管理する。WebアプリケーションとiOSのネイティブアプリがGmailを統合(もうすぐMicrosoft ExchangeとYahoo Mailも)。

5↓HealthyOutは地域のレストランの個人化されたメニューを提供し、会員制デリバリサービスをセットアップする。ダイエット志向でもグルメ志向でも、なんでも対応。

6↓SupplyShiftは企業が世界各地の納入業者を管理する業務を助け、とくに、リスク軽減のために持続可能性データの収集に注力する。

7↓Zenefitsは中小企業の給与、健康保険、およびそのほかの人事的業務の執行管理を助ける。


   
〔訳注:記事を訳出したiOSアプリ簡易作成ツールAppArchitectも、企業利用を想定したプロダクト。〕

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


投稿者:

TechCrunch Japan

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