ベッドのマットレスにイノベーションをもたらし、その製品をオンラインで売っていたCasperが、新しい形の物理店を展開することになった。協同ファウンダでCEOのPhilip Krimによると、2か月後に同社は、サンフランシスコとオースチンとワシントンD.Cの3都市に、パイロットショップを開店する。
KrimはDisrupt NYのステージで彼の計画を語った。そのインタビューはつい昨日(米国時間5/6)のことだったが、実況ストリームがダウンしたため、見られなかった読者もおられるだろう(ぼくのせいではないけどね)。
物理店を開く意味は何だろう?(同社はすでにショウルームがニューヨークとロサンゼルスにある)。Krimは何度も、実験のため、と言った。
Krimは語る: “オフラインはおもしろいと思うんだ。人びとがネット上のデジタルの経験からオフラインの場所にも向かうようになるか、実験してみたい。ネット店とは違う、新しい経験を作り出せるかどうか。どうやればそれが、楽しい経験になるか”。
同社のマットレス製品の、今後の‘進化’の方向性についてKrimは、睡眠追跡のようなそのほかのテクノロジを統合したり、また睡眠の質をさらに向上させる技術にも取り組みたい、と言った。ただしそれらは、具体的な計画があるわけではなくて、構想の段階のようだ。