Twitterは公開発信プラットフォームであると同時に、1対1あるいは1対多の個別コミュニケーション機構にも徐々になりつつある。同社は今日、さらにそれを推進すべく、ダイレクトメッセージ機能の変更を発表した。7月以降、DMからあの140文字制限が撤廃される。
このDMへの変更は、TwitterのAPIを使っているデベロッパーが対応を準備するために予告された。今後はDMを通じて送られてくるかもしれない巨大なテキストを処理しなければならないからだ。
DMの文字数制限撤廃は、同機能を頻繁に使っている人にとって大きな意味を持つだろう。簡潔さはTwitterの公開ストリームの鍵である。なぜならそれは「マイクロブロギング」プラットフォームの本質だからだ。しかし、プライベートでは、しょっちゅう長い文章を複数メッセージに分割しなければならないことを意味するだけであり、実際非常に面倒だ。
変更は7月から有効になるので、今はまだDMも140文字に制限されている。通常ツイートの140文字制限が変わることはないので、不平をぶちまけたくなった時にはツイートの嵐を送るしかない。
DMが益々柔軟で強力になることによって、個人間で今以上に便利に使えるようになる。Twitterがこの方針を貫いていくなら、いずれFacebook Messenger等のプラットフォームと本格的に競合することになるだろう。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)