楽しいドライブを提供する自動運転車は完璧に安全なのかどうかはまだ検証中だが、いずれにしろGoogleの自動運転車は画期的だ。Google社員やジャーナリスト以外でも、この自動運転車を見ることができるようだ。この自動運転車が訪れる最初の都市はテキサス州オースティンになったとGoogleが伝えた。
何故オースティンなのか?
バーベキュー- Fiberプロジェクトと複数の政府機関のおかげでGoogleに適したインフラが既に整っている
- そこそこ小さめの街
- 市長が「Googleの自動運転車チームの次の検証段階がこの街で行われ、道で自動運転車を見かけることを期待している」と熱烈歓迎モード
バーベキュー、、- オースティンは新しいテクノロジーに比較的オープン
- セクシーな車を徹底的に調べたがるマスコミの存在感がそんなにない
つまり、オースティンは安全そうな街ということだ。
Austin American-Statesmanによると、Googleはオースティンの街を走らせるために既に1台の自動運転車(Lexus RX450h)を送り込んだそうだ。二人の「安全ドライバー」がルートをモニタリングし、万全な運転を確認する。また、検証用にもう1台 (Lexus hybrid)も向かっているそうだ。
すごいのは、安全ドライバーがGoogleのデータベースに縁石の高さ、「駐停車禁止」ゾーンやその他のGoogle MapsやStreetviewで捉えきれなかったちょっとした情報を集めていることだ。ただ街に車を解き放つのに、数週間前からチームが現地で調査をしなければならないのなら、アメリカ全土の「詳細な地図」を作成するのに一体どのくらいの時間がかかるのだろうか?
とはいっても着実に進歩はしている。
Googleの自動運転車ユニットのビジネス運営のリーダーであるJennifer Haroonは街にお願いを出した。
「オースティンの奇抜さを見込んでいます。私たちのウェブサイトから、車の運転が上手くいっているかどうか教えてください。」
訳注:「Keep Austin Weird(奇抜なオースティンのままで)」はオースティンの地元ビジネスを応援するスローガン。
きっと面白いことになるだろう。オースティンの人に「#lookmomnohands(#ママ見て、手を離して運転できるんだ)」のハッシュタグを提案する。
次はどの街に自動運転車が現れるのだろうか?Google Fiberがある街だとしたら、アトランタ、シャーロット、カンザスシティ、ナッシュビル、プロボ、ローリー・ダーラム、ソルトレイクシティ辺りかもしれない。
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