アップデート:Twitter株は時間外取引の高値から、やや高に戻っている。投資家は未だにこの四半期の評価を迷っているようだ。
Twitterは、2015年第2四半期に調整後1株当たり利益0.07ドル、売上5.02億ドルを達成したことを今日(米国時間7/28)報告した。投資家らの予測は、1株当たり利益0.04ドル、売上4.8128億ドルだった。
同社は、月間アクティブユーザー数が3.16億人に伸びたと報告した。直近四半期の月間アクティブは3.02億人で、さらにその前四半期は2.88億人だった。アップデート2:筆者の数字の扱いに誤りがあった。SMSベースの「ファーストフォロワー」を除くと、月間アクティブは3.04億人に減る。当初私は、SMSを含めた数値を、過去のSMSを含まない数値と比較していた。その結果、実際よりも成長が大きく見えていた。下にグラフを示すと共にお詫びする。
同四半期のアクティブユーザー中モバイルを利用していたのは80%だった。前四半期も同じく80%だった。
同社は、「このユーザー数の成長には満足していない」と語った。
Twitterの売上にとってモバイルは鍵となる推進力だ。今回のリリース文によると、同社の広告売上はなんと88%がモバイルから来ている。これは3.98億ドルに相当する。
決算報告を受け、Twitter株は時間外取引で約5%上昇した。同社はこの日の通常取引でも好調で、一日を通じて約5%の高値だった。米国市場全体は高値気味ながら取引高は少なかった。
Twitterは、保有現金および現金相当物36億ドルで四半期を終えた。
将来に関して、Twitterは現四半期の売上を5.45~5.60億ドル、大幅調整後のEBITDAを 1.10~1.15億ドルと予測した。投資家らは第3四半期の売上を5.5578億ドルと予想している。
Twitterにとって、この四半期は過去の再現のように感じるだろう。財政的には売上、利益共に好調だった。しかし、ユーザー数の成長の低さは悩みの種で、ここしばらく全く同じ悩みをもたらし続けている。Twitterの株価は時間外取引ですでに高値から戻っている。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)