Arduinoのパワーに魅力を感じているけど、使いこなせるほど勉強してないし、創造力もWiFi接続も涸渇、というぼくみたいな人は、けっこう多いだろう。しかしLightBlue Bean+のおかげで、障害のひとつが取り除かれた。
Bean+はつまり、Bluetooth LEでプログラミングできるArduinoボードだ。Particleのボードみたいに、この小さなかわいいキットでユーザは自分のハードウェアプロジェクトを立ち上げることができ、そこにいろんな機能を加えることもできる。そして電源さえどこかにあれば、ボードにリモートでコマンドを送れる。だから、アプリケーションのアップロードや、システムのアップデートも比較的簡単だ。
このシステムはiOSやAndroidのビーコンとしても使えるし、またさまざまなセンサにアクセスさせてIoTデバイスを作ることもできる。プロトタイピングのためのボードだから意外なほど頑丈で、いろんな仕掛けがある。たぶん、どんな奇想天外なアイデアを抱えているハードウェアハッカーでも、不満を感じないだろう。
今Kickstarterに出ており、発売は12月を予定している。目標は3万ドルだが、すでに11万ドルを超えている(日本時間8/22 18:45現在)。ハードウェアハッカーがぜひ手元に持っていたい素材だ、と思うね。