Googleは今日(米国時間5/15)、Gmailの小さいけれども嬉しいアップデートを発表した。新機能を有効にすると、受信箱のメールの横にアクションボタンが表示され、メッセージを開くことさらなく行動を起こすことができる。しかもすばらしいこと、このしくみはデベロッパーに公開されていて、schema.orgマークアップ言語、を使って、独自のアクションをGmailメッセージに追加することができる。
Googleによると、例えばデベロッパーは、サイトに登録したユーザーの確認メールに利用したり、雑誌購読者にワンクリックで購読を更新できるようにしたり、商品、映画、レストラン、サービスなどのレビュー等に使うことができる。フライト確認メールを補強したり、会議の招待メールを開かずに回答することもできる。
アクションの追加は簡単で、デベロッパーは単純なコードをメールに付加するだけでよい。
何より重要なのは、これでメールはこれまで以上にインタラクティブになることだ。多くのメールシステムは、HTMLメールの中でいかなるコードを走らせることも許していない。Microsoftは、少数のメール発信者をホワイトリストに入れることで、受信箱内でスクリプトを実行することを許したが、Googleは、どのデベロッパーにもこのシステムをオープンにするつもりのようだ。
これも重要なことだが、Googleはいくつかのセキュリティー対策を実施して、ユーザー情報の安全を確保している。例えば、あらゆるアクションはHTTPS URL経由で扱われる必要があり、ホストは有効なSSL認証を持っていなければならない。
例えば、財務、請求書発行、プロジェクト管理、CRM等を扱うクラウド用人気オールインワン・ビジネスアプリ、myERPは、すでにボタンを実装しており,他社が追随するのは間違いない。
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(翻訳:Nob Takahashi)