Fitbitに新顔が登場した。名前はAltaと言い、この130ドルのフィットネストラッカーはFitbitの老いてきたプロダクトラインに新たな風を吹き込む。手遅れでないと良いのだが。
AltaはFitbitの一連の通常機能をほぼ搭載しているが、心拍モニタリング機能は付いていない。バンドにはアクティビティ・トラッキング、睡眠トラッキング、運動のリマインダー、時計とスマホの通知機能が付いている。Altaはバンドを取り替えることができ、Fitbitはもちろん多種多様なスタイルの異なるバンドを販売する。Fitbitは多様な色と質感のバンドを用意している。
FitbitはAltaを北米で3月から、他の世界中の地域に4月から出荷する予定だ。Altaは130ドルで、追加のバンドは30ドル、60ドル、100ドルのものがある。
Altaは2015年1月に出荷を始めたCharge HR以来のFitbitのメインストリームとなるプロダクトだ。Charge HRは前からあるFitbitプロダクトを改良した商品だった。FitbitはAltaのローンチでフットネストラッカー市場での地位を守りたい考えだ。
今回のAltaの発表の数週間前、Fitbitは2016年のCESでスマート・フィットネス・ウォッチのBlazeを発表した。Blazaは200ドルの精巧なフィットネス・トラッカーで、時計の文字盤やバンドをカスタマイズできるものだが、すでに同じような価格でさらに高機能なフィットネス・トラッカーが市場に溢れている。Fitbitの株価はBlazeの発表の後に急落し、まだ回復していない。
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