Googleのセルフォーンサービス(携帯〜モバイル)Project Fiは今や、招待がなくても一人で自由にサインアップできる。
10か月前にローンチしたこのサービスは、これまでは完全に招待制だった。今日からは、合衆国にいる人なら誰でも、面倒なことは何一つなく、単純にサービスにサインアップできる。
このサービスを広く売り込むためにGoogleは今、Nexus 5Xを定価より150ドル安の199ドルで安売りしている。その期間は向こう数か月、もちろんProject Fiのユーザーになることが条件だ。
Fiは物理的にはT-MobileとSprintのネットワークを使用し、地域によって状態の良い方を使う。基本料金は月額基本料金20ドル、プラス、データ1GBごとに10ドルだ。
使わなかったぶんのデータ料金は、返金される。
国内の電話とテキストは無制限、Wi-Fiテザリングあり、3Gのデータ利用は120か国あまり、国際テキストあり、となる。
Googleによると、すでにProject Fiのユーザーの15%あまりが、海外で使用している。
Project Fiの最大の欠点は、GoogleのNexus機(6P, 5X, Nexus 6)以外では使えないこと。ロックされてないほかの機種でも使える、という噂はあるが、それはあくまでも、“使える場合もある”、ということであり、ネットワークの切り替えはできない。
LTE対応のタブレットなら、Nexusタブレットだけでなく最新のiPadやSamsungのタブレットなどでもFiを使える。