Amazonは取引終了後に第1四半期の決算を発表した。1株あたり利益はウォール・ストリートの予測1.12ドルをはるかに上回る1.48ドルだった。純利益は7億2400万ドルとなった。
売上高は357.1億ドルでこれもアナリストの予測353.0億ドルを上回った。前年同期比でも23%のアップとなっている。時間外取引の当初、株価は5%も跳ね上がった。
ただし当期の営業利益は6%ダウンして10億ドルにとどまった。投資家は北米での営業利益率の向上を望んでいたが、この点では期待外れに終わった。
四半期決算にともなう声明でCEOのジェフ・ベゾスはインドにおける事業に関して、成長が期待できる巨大市場だという楽観的な見通しを述べた。「われわれのインド・チームは急速に活動を前進させており、販売者にも消費者にも良い結果を出している。インドではAmazon Primeが9ヶ月前にスタートして以来、品目を75%増加させた。今年に入ってからだけでフルフィルメント能力を26%も向上させている。Amazonビデオではインド・オリジナルの番組を18シリーズ公開した。先週はインドの消費者向けに最適化されたFire TV Stickを発表した。これには英語とヒンディー語による音声検索機能が内臓されている」とベゾスは述べた。
eBay、Tencent、Microsoft等は最近、インドにおけるAmazonのライバル、Flipkartに合計14億ドルを投資をしている。
Amazonのクラウドサービスのプラットフォーム、AWSも順調に拡大を続け、第1四半期の売上は37億ドルを記録した。前年同期の26億ドルから43%のアップとなる。ただし成長率はやや低下している。一昨年から昨年にかけての同期の成長率は64%だった。
Amazonの株価は昨年51%アップしている。時価総額は4390億ドルとなった。
画像: Mark Wilson/Getty Images
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)