MicrosoftがRemix 3D上のコンテンツをよりリミックスしやすくした

Remix 3Dは、Paint 3Dや他の3Dモデリングツールの3Dモデルを共有するための、Microsoftのコミュニティサイトだ。複合現実や仮想現実に焦点を当てる同社の姿勢を考えると、人びとがそうした新しい体験を生み出す3Dモデルの構築へと目を向けるようにしたいとMicrosoftが考えることは、驚きではない。その名前が示すように、Remix 3Dが目指してきたのは、コミュニティがリミックスできるモデルのためのリポジトリ(倉庫)を提供することだ。

これを簡単に行うことができるように、Microsoftはこのサービスに対して、ささやかながら基礎的なアップデートを行った。

Remix 3D上でモデルを見る際に、2つのタブが表示されるようになった。パーツとリミックスだ。リミックスセクションは、これまでのように、他のユーザーたちがそのモデルをそれぞれの作品の中で利用した結果を表示する。一方、新しく始められたパーツセクションは、対象となるモデルあるいはシーンに使われている個別のパーツを、ユーザーが眺めそして利用することを可能にする。

これまでのように、これらのすべてが、3Dモデルを構築および操作するためにWindows 10で提供されている、MicrosoftのPaint 3Dと深く統合されている。Windows 10 Creators Updateから提供が始められたPaint 3Dは、2Dスクリーン上で3Dモデルを作成するのは難しいという事実に悩まされたままだ。とはいえ、それは3Dモデリングツールとしては最も使いやすいものの1つで、もし3Dモデリングを試してみたい場合には、少なくともリミックス3Dを使用して、作品を少しばかりプロフェッショナルに見せることができる。

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(翻訳:Sako)

投稿者:

TechCrunch Japan

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