Apple、シャトルバスが走行中に窓ガラスを割られた事件を受け、通勤経路を変更

先週、カリフォルニア州クパチーノのAppleオフィスに従業員を運ぶシャトルバス5台が襲撃されたと、複数の情報源が伝えた。バスの窓ガラスは粉々に砕かれ、銃で狙撃されたものと従業員らは推測している。

5件の事象はいずれも国道280号線のウッドサイド付近で起きた。最初の襲撃が起きたのは金曜日(米国時間1/12)の晩で、昨日(同1/16)午前の通勤時間に3台が、夜にもう1台が襲われた。

Twitterユーザーが投稿したバス襲撃時の投稿(削除済み)

ある情報筋によると、ガラスの割れ方から見て使用された武器はBB銃またはペレット銃と推測する向きもある。今日(米国時間1/17)のMashableの記事は、誰かが石を投げたためである可能性もあげている

本誌が入手した情報によると、Appleはこれを受けてサンフランシスコ在住社員向けのバスを経路変更し、片道30~45分通勤時間が長くなるという。同社は当局と協力して正確な現状把握に努めている。

Appleは容疑者に関する情報を地元警察に報告した。本誌はAppleにコメントを求めている。また本誌は同地域にある他のIT企業にも接触し、類似のシャトルバス襲撃事件があったかどうか尋ねた。Facebookは同社のシャトルバスでは起きていないとTechCrunchに伝えた。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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