Amazonが今日(米国時間7/25)、2013Q2の決算報告を発表した。売上は前年同期比で22%伸びて157億ドル(2012同期は128.3億ドル)、純損失は700万ドルで希釈株一株あたり0.02ドル(前年同期は純利益700万ドルで一株あたり0.01ドル)。アナリストたちの予想は、売上157.4億ドル、EPSは+0.05ドルだった。
営業利益は26%落ちて7900万ドルとなった(2012Q2は1億700万ドル)。
“お客様がたのKindle製品と弊社のデジタルエコシステムへの反応を、たいへん嬉しくいただいております。前四半期では、全世界での売上上位10品目がすべてデジタル製品、すなわちKindle、Kindle Fire HD、アクセサリ、およびコンテンツでした”、AmazonのファウンダでCEOのJeff Bezosが、声明文でこう述べている。
“Kindleのサービスは、日に日に良くなりつつあります。今Kindle Storeが提供しているコンテンツは数百万種を数え、内35万はKindleのみの、よそでは見られないKindle専用コンテンツです。Prime Instant Videoは4万種を超え、Downton AbbeyやUnder the Domeのような有料の専用コンテンツも数多くございます。またKindle FreeTimeには1000種類以上の書籍、ゲーム、教育アプリ、映画、テレビ番組などを投入いたしました。親子のみなさまが一か所で、いろんな種類のコンテンツをお楽しみいただけます”。
Bezosは、Q2の結果がアナリストの予想を下回ったことに関して言及はしなかったが、実際の報告ではそのことも公表されるのだろう。このeコマース巨人のQ2の純利益のアナリスト予想は、2830万ドルだった。
Amazonにとって、いろんなことがあった四半期である。Q1の終わりにかけては、Amazonはソーシャル読み聞かせサービスGoodreadsを買収して、今では会員数2000万に達した。また、インドなどへの国際展開にも忙しかった。さらに、Samsungから(eリーダー向けに)(低電池消費の)スクリーン技術企業Liquavistaを買収した。
そのほか、同社の食品雑貨デリバリサービスはロサンゼルスとサンフランシスコへ拡張され、Facebookに絞ったギフト製品や、3Dプリンタのオンラインストアが話題になった。そしてもちろん、今も空中に漂い続けるAmazonブランドのスマートフォンの噂を、忘れるわけにはいかない。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))