NetflixはSnapchatや、Instagramのストーリーなどに倣って、モバイルのビューワー(視聴者)のために30秒のプレビュービデオの提供を開始した。
そのプレビューはInstagram Storiesととてもよく似ていて、複数のサムネイルが循環するし、コンテンツは仮想ビデオで再生される。つまり、スマートフォンを手に持ったままでよい。それに加えて、スライドショウ的にスワイプやタップで次のビデオへスキップでき、いちいちメインのスクリーンに戻る必要がない。おもしろいと思ったプレビューは、ボタン一つでリストに保存でき、あとで見られる。
この機能はNetflixのiOSアプリで今日から使えるが、Androidにやってくるのは“もうすぐ”だそうだ。
これは、待望の機能である。NetflixはプレビューをWeb上と同社のTVアプリで開始し、今回の機能でやっと、スマートフォンからコンテンツを見つけて見ることができるようになった。
同社のブログ記事はこう説明している: “何年もテストした結果、プレビューがあれば試視聴も少なくなり、新しいコンテンツを早く見つけられることが分かった。今回モバイルのプレビューをローンチしたことにより、スマートフォンでビデオの試し見がもっと楽しくモバイルに合った形でできるようになった”。
Netflixは最近好調で、会員増により時価総額は1500億ドルに接近している。
2018年の第一四半期に新たに増えた会員は741万人である。そのうち約200万がアメリカで、次の四半期にはさらに620万の新会員が加わる、と同社は予想している。そうなれば、同社の総顧客数は1億1900万に近づき、2年前から行っている国際展開の効果が出てきた、と言えそうだ。
同社のストリーミングサービスは売上も継続的に伸びていて、Q1の売上36億ドルは前年同期比で約43%の増加だ。
画像クレジット: Netflix(画像は修正加工された)