世界にはインターネット料金が月収の30%という国がある。Googleは力になろうとしている

世界にはインターネットアクセスが驚くほど高価な地域がある。国際電気通信連合の推定によると、途上国では固定ブロードバンドの料金が平均月収の30%に上る[PDF]。これを何とかすべく、Google、Facebook、USAIDをはじめ数々の一流テク企業が団結して、世界中でインターネットを手の届く価格にしようとしている。新たに立ち上げられた、Alliance for Affordable Internet(A4AI、低価格インターネット・アライアンス) は、世界中インターネット利用料金を月収の5%以下にするという国連目標の達成を目指している。

Mark ZuckerbergのインターネットアクセスNPO、Internet.orgと異なり、A4AIは「帯域の革新的割当て、基盤共有の推進、および規制決定の透明性と一般参加の推進等、ポリシー主導のソリューションに焦点を合わせる。

ITUによると、現在約27億人がインターネットを利用している。アライアンスの詳細はGoogleのブログで読むことができる。

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(翻訳:Nob Takahashi)


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TechCrunch Japan

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